「∞ユメマボロシ∞」とは『願う夢』のことです☆絵はMちゃんが描いてくださいました☆ありがとうございますw


by hidamari251
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原爆

もう1年経ちましたね。
早いですね。

あの頃を生きてた人たちは、どんな気持ちで、どんな状態で広島や長崎をここまでにしたのかなって思うと、62年の月日がとても長く感じられます。

もうここで原爆のこと書き始めて3年目なのに、毎年「がんばりたい」みたいなこと書いてるのに、今でもまだ恐いんです。
この時期になると、あのパネルを見なくちゃいけないかもって思うと、恐いんです。


一番苦手なパネルがあります。
背中が焼け爛れて、うつぶせになっている人の写真です。
あまりに色のない景色や人の中に、真っ赤なその写真は誰の目にも一番に飛び込んでくると思います。
あたしは「この人は痛くて苦しかっただろうな。死ぬまで辛かっただろうな」と思いました。
でも生きてたんです。
痛々しい背中を写真に収められたその人は、生きて、語り部として活動していました。
小中学校のときは、毎年、語り部の人が8月9日に来校して話を聞かせてくれます。
毎年違う人だったりします。
小学校のとき、一度だけその人の口から話を聞きました。

あたしは、あまりの悲惨さに、この人はもうこの世にはいないんだって思い込んでいたんです。
生きてられるわけない・・って。
でも生きていらっしゃいました。
語り部の人の中には涙を流しながら一生懸命話してくれる人もいます。
その人は泣かずに、背中の痛みに関しては、ただ「辛かったですね」と言っていました。

とても難しいことだと思いました。
一言からどこまで想像できるかは、人それぞれです。
「辛い」を真っ直ぐに受け止めて、「そうだったんだ」で終わることもあると思います。
それではダメだと思うんです。
想像力を働かせて、自分もその中に身を置いてみて、初めてほんの少しだけ人の気持ちってわかると思うんです。
完全なんて無理だけど、だからこそ、少しでも多くの気持ちを理解できるようになりたい。
あたしは「辛い」を聞いて、「辛い」って言葉の中にどれほどの思いが込められてて、この人は「辛い」と言った瞬間何を思い浮かべていたんだろうって思いました。
心ではいっぱい泣いていたんだと思います。
でもそれ以上はわからなくて、わからない自分が悔しくて、家に帰ってからこっそり泣いたのを覚えてます。
自分はちゃんとできてるなんて思ってないけど、「想像力がないから」とか「人の気持ちなんてそんなわかんない」とか最初から諦めて努力しない人は嫌いです。

だって、語り部の人たちがあたしたちに話を聞かせてくれる理由を考えたら、わかろうとしないことほど失礼なことはないから。
本当は思い出したくもないはずなんです。
忘れられるものなら忘れたいって願ってるはずなんです。
それでも、忘れちゃいけないことだから、二度と起こってはいけないって思ってるから、必死であたしたちに伝えてくれてるんです。
その思いと覚悟と勇気に対して、話を聞くだけで終わっていいんでしょうか?
暑い中、体育館に大勢の生徒が集まって話を聞くのはすごくきついけど、話をしてくれてる人が60年ほど前の同じ時間には、もっともっと、あたしたちが想像できないくらい暑い中にいて、それを乗り越えてきたんだって思うと、ほんの1時間の暑さなんて涼しいくらいです。
どうしてそんな簡単なことを、みんな考えられないの?
考えようとしないの?
二度と起こらない保障なんてどこにもないのに、関係ないみたいな冷たい顔して・・・

って、小中学校の頃は内心思ってました。

また少しずつ話がズレかけてるので戻します。

地球温暖化の影響もあって、どんどん暑くなってますよね。
でも、今感じている暑さよりも暑い日があったことを忘れないでいたいです。
そこにいた人が一瞬で跡形もなく消えて、影だけが壁に焼き付けられるほどの暑さだったんです。
想像しても、本当の暑さはわからないです。経験してみないと。
でも経験しないでほしいっていう被爆者の願いを強く受け止めたいです。
ありがとうって言葉だけでは足りないほど感謝したいです。

あたしにはできることがあるはず。
でもできないんじゃなくて、してない。
祈るだけでは意味がないと、高1の時の現社の先生に言われました。
その言葉が頭を殴られたみたいにがーんって響いて、忘れられません。
あたしがしてきたことは意味がなかったの?
確かに平和を築くことには何の役にも立ってないし、心の中で祈ることなんて、他人には聞こえません。
そういうことでは意味がないかもしれない。
でも、まだ何をどうしたらいいのかわからないんです。
だからって何もしないなんてできないから、祈るんです。
そんなこと誰にでもできます。
だから、みんなでするんです。
黙祷で1分間目を瞑るだけか、心の底から平和を祈って亡くなった方を追悼するか、そこから違ってくるでしょう?
本気で思えば、いつかできるはずのことができるようになる。
あたしはそう信じて、明日も9日も黙祷します。

みんなも、どうか忘れないでください。





1.青い空は 青いままで
  子供らに 伝えたい
  燃える 八月の朝
  影まで 燃え尽きた
  父の母の 兄弟たちの
  命の重みを 肩に背負って
  胸に抱いて

2.青い空は 青いままで
  子供らに 伝えたい
  あの夜 星は黙って
  連れ去って 行った
  父の母の 兄弟たちの
  命の重みを 今流す灯ろうの
  光に込めて

3.青い空は 青いままで
  子供らに 伝えたい
  すべての 国から
  戦の火を 消して
  平和と愛と 友情の
  命の輝きを この堅い握手と
  歌声に込めて


中学校のとき毎年歌った曲です。
2番と3番、もう忘れてしまっていたんですけど、1番だけは忘れたことがありませんでした。
あたしは、最初歌うのが恐かったです。
こんなに口から音を出すのが嫌だとか難しいとか思ったことはありませんでした。
せっかくだから、アップしておきます。
これを読んで、何か感じてもらえたら嬉しいです。 
 
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by hidamari251 | 2007-08-05 16:36 | 日々徒然